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その感覚がちょっと違う

昨日、BSフジのプライムニュースを見た。ほかに見る番組がないときは、8時から10時まで、この番組を見ることが多い。

待機児童の問題が扱われるというので見ていた。内閣府の人(肩書はすぐに忘れる)と中田元横浜市長がゲストである。

まずは待機児童対策は、国がすべきか、地方公共団体が担当するのか、といった権限の問題、そして待機児童の問題があるのは、大都市のそれも一部のところなのに、全国の問題のように騒ぐのはおかしい、といったことから始まっていく。

まあ、わが村では待機児童がいるとは聞かないから、大都会の一部というのはそうかもしれない、と一部納得しながら聞いている。
しかし、その一部の人間にしてみれば切実この上ない問題なのだけど。

中田氏いわく、待機児童の母親のウンパーセントは、第一希望しか出していないんですよ、第二、第三の希望を出しておけば、どっかにはまりこめるはずなんですけどね、と突っ放したような言い方もされる。

自宅と職場の位置関係や、設備、いろんな問題があって、希望を一つにしているかもしれないのに、それは母親のわがままのような言い方にちょっとしらける。

そして極め付きは内閣府氏の捨て台詞だ。1歳から3歳までの子については、保育士1人が5人までしかみない、という定員を決めているのだが、これは法的な制約でもないし、そこは融通をつけて、6人まで受け入れるというようにすれば、待機児童もなくなるというのか、ぐっと数が少なくなるのですがね、という。

腹がたった。保育士と名がつけば、赤ちゃんを一度に6人もみることができて当然だというのだろうか。保育の質や、保育士の労働条件についても問題視されているというのに、その両方の質をおとすことを、数の解決のために、無視しようとするのか。

大人と違い、赤ちゃんや幼児は自分の感情や生活スタイルをコントロールできない。だから、泣きたいときは泣き、眠りたいときは眠る。むずがるのもそれぞれに違うタイミングだろうし、同時にということもあるだろう。

先日、友人宅で友人と二人で5か月の赤ちゃんのシッターをした。抱き疲れて、寝かせようとすると泣き出す。ソファーにすわってあやしてすら、不機嫌だ。ちょっとあなたはわがまますぎるよ。こっちは年寄りなんだから、座らせてよ、といっても通じない。

保育士だったら大丈夫なのだろうか。そんなことはないと思う。見なければならない子供の数が多すぎて、ちょっと目を離したすきに、といった事故が起きているではないか。6人が6人、泣き出すようなことがあれば、すべての子に目は届かない。
私には5人だって多すぎる。

内閣府氏は奥さんや娘さんがいないのだろうか。女性の意見を聞くことはないのだろうか。これは女性だけの問題でもないのだが。
現場を知らないというのは簡単だけど、こうやって、政策というのは上滑りするものだなと実感したのだった。

番組のキャスター(男性と女性)がそれを指摘しないのがとても残念だったが。
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beni_ha


保育園問題を考えるときによくわからないのは
①「保育園」の役割の整理
②保育士さんは「正職員」のみの議論なのか?パートタイマーでもいいのか?
ということです。

ここにきて、マスコミ的には「保育園」問題が急浮上してきましたが、
〇なぜなのでしょうか?
〇課題は何なのか?
そこを潰しこむことも必要だと思います。

by beni_ha (2016-04-07 20:59) 

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